あるIT分野のお客様です。
基板の測定をするエンジニアリングプラスチック製のプローブホルダーの穴あけが課題でした。
加工すべきファインピッチの穴はφ0.42。
加工中にホルダーが割れてしまう問題がありました。
KMSはこの課題に対して
加工中の熱対策
を実施するとともに、
NC工作機のパラメーター調整
を行うことで解決しました。
いまでは、PEEK製の15~20mm角程度のパーツに対して、すきま精度2/100で櫛のような歯を精密に切り出すことが可能です。
金属よりも柔らかな素材に精密な切削を施す技術については、当社設立以来、最も多くのご依頼をいただいています。